エポック社 野球盤F型
  
  
 
● 現在所有中、最古の一品
  
さてさて、本機は昭和35年(1960)発売、今から40年前のものである。
当時私は0〜1歳。野球盤というものの歴史の重みを改めて実感した。
私たちの約10歳年上のお兄さんたちは当時、晴れれば原っぱで球を追い、
雨の日にはこの野球盤に熱中したことだろう。そんな諸兄も今や50のおやじ、
インターネットだリストラだセクハラだと日々のストレスは募る一方。
さりとて家へ帰れども女房はいつも通りの仏頂面、これがあの可愛かった
わが子かと疑うほど図体ばかりデカくなりやがったガキは親をてんで無視。
唯一の救いは会社からの帰り道、安い飲み屋でホッピー片手に見つめる
ナイター中継。あの油ぎった14インチのブラウン管の中に、オレの夢が、
青春が全部詰まっているんだぞと、己の来し道をミスターに重ね合わせる…。
  

  
    
● 選手人形は2チーム分
  
写真をご覧あれ。守備は青で走者は白、そう、本機には選手人形が
青白の2チーム分ついている。細かいことかもしれないが、感情移入の
面から考えるとなかなか重要な要素といえよう。実に気が利いている。
  

  
 
● 自打球に注意
 
ご覧の状態で人差し指を離すとバットが勢い良く回るという仕組み。
自打球、というより正確には自打パットにご注意を。
  

 
  
● ブリキ投球盤
 
投球装置はブリキ板。実にシンプル極まりない。なんといっても昭和35年、
まだ敗戦後15年しか経っていないのだ、無理もあるまい。


トップページへ  野球盤之部 トップへ

inserted by FC2 system